株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

[決算説明会探訪]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (09/26)日本ケアサプライ(2393)
2005年09月26日

日本ケアサプライ(2393)

watanabe01.jpg 日本ケアサプライ(2393・マザーズ)は、福祉用具のレンタル卸サービス事業「グリーンケア」を展開しており、業界では先行の大手さんです。商品をただ卸すだけでなく、用具の消毒、洗浄などを行なって付加価値を高めており、加えて、オリジナル商品の開発、販売や、高齢者ケア対応施設を展開しています。
 そんな同社が21日、7月中間決算説明会を開きました。印象に残ったのは、渡邉勝利社長の「会社概況と今後の展望」の説明。今後の戦略として、ケアサービス施設、オリジナル商品の開発、中国・韓国での高齢化対応ビジネス展開などについて説明したのですが、福祉業界の現況や福祉機器の動向、同社オリジナル商品の説明に入ると、いちだんとイキイキ話していらっしゃるのが印象的でした。「ああ、この社長さんはホントに福祉業界、福祉用具を愛していらっしゃるんだなあ」と(勝手に)思いました。
 いま開発しているオリジナル商品は、介護予防・認知症(痴呆症)予防に対応するものです。筋力向上のトレーニングマシン「ケアアクティブ」4機種、認知症予防を図り、セガトイズと共同開発中の「グリーンケア脳力トレーナー」。現在、福祉業界では、高齢者が要介護になるのを防ぐべく、運動機能や健康を維持しましょうという介護予防の考え方が取り入れられつつあります。同社ではこれに対応したオリジナル商品を出しているというわけです。ケアアクティブは、足腰の筋力トレーニングを目的とした器械で、使いやすさや安全性を重視するとともに、小規模施設でも導入しやすいコンパクト設計としています。7月からレンタルを開始しました。一方、グリーンケア脳力トレーナーは、セガトイズのヒット商品「脳力トレーナー」をベースにしたエデュテーメント(教育+娯楽)・ゲーム。数字だけでなく図形やイラストを使ったゲームで脳を活性化するのだそうです。9月27〜29日に東京ビッグサイトで開かれる国際福祉機器展に参考出品し、11月下旬発売予定です。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:29 | 決算説明会探訪