10年来の「新事業」
SMK(6798)の第1四半期(4〜6月)決算は前年比増収増益で、とくに売上高は業界環境の好況で2ケタ増となった。
同社はコネクター、ジャック、スイッチなどの部品メーカー。客先である携帯電話メーカー、テレビメーカーなどの好調な受注で好業績となった。
7月27日にひらいた1Q決算説明会で、中村哲也社長は「今四半期の業績からすると、通期業績予想はコンサバティブすぎるのではないか、上方修正はしないのか、といったご指摘をいただいたが、下期は受注の伸びが鈍化するのではないかと見ており、現在のところは通期見通しを据え置いている」と説明した。また、家電、携帯電話等の各メーカーや他の部品メーカー各社も据え置いているところが多いとも指摘した。
とはいえ、足元の受注は好調であり、「一服感があるとはいえ、薄型テレビ、DVD、携帯電話などの伸びは今後も期待されている。リスクはあるが、経営環境は良い」との見方も明らかにした。
同社が10年来、育成してきた「新事業」のタッチパネル事業は黒字化のメドが立った。自動車メーカーT社の高級車L車に純正部品として導入されるなど、受注が出てきており、中村社長は「これから数字が上がってくると見ている」という。
同社は機械系のメーカーだが、タッチパネルは化学系の製品でもある。温度や湿度などで調子や状態が変わってくるので面白いそうだ。そうした技術的問題を解決し、不具合率がかなり減少し、商品性も向上した。
現在はカーナビ用をメインにしているが、タッチパネルと液晶とのモジュール化の検討を始めた。また、マーケットは駅の券売機からカラオケの選曲機、飲食店の注文機まで、幅広くある。7インチ以下の小型サイズにもチャンスがあれば参入したいと、中村社長は意欲を見せている。



中古車情報、IT媒体へシフト























