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2006年02月23日

メディビック(2369・東マ)

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テーラーメイド創薬」で個人に適した薬を

 メディビック(2369・東マ)は22日、東京・日本橋茅場町の東京証券会館で、日本インタビュ新聞社主催の一般投資家向けIRセミナーを開いた。
 橋本康弘社長が「個人に適した副作用の少ない医療の実現に向けて」と題して、業界動向、同社の事業と業績などについて説明した。
 同社は「テーラーメイド創薬」事業として、遺伝子技術を活用した医薬品開発などを行なっている。現在の中心的な仕掛かり事業は、米社との共同で、すい臓がんを対象とした抗がん剤の開発である。
 橋本康弘社長は大阪大学医学部を卒業後、米ハーバード大学医学部に留学。さらに米ぺンシルバニア大学で7年間、助教授、准教授を務めた。その後、米欧各社のバイオ事業のエグゼクティブを歴任。2000年に北海道大学の客員教授に就任するとともに、メディビックを設立した。
 という、エリートな経歴の持ち主だ。
 しかし、セミナーでは、「お酒に強い人と弱い人がいるのは、遺伝子の違い」など、身近な例えから、遺伝子や医薬品開発についてわかりやすく説明。さらに、質疑応答に答えて、橋本社長自身、母親をすい臓がんで亡くしたと語った。
 遺伝子技術を活用した医薬品開発の意義について、橋本社長は次のように説明した。「薬を投与した時、その人の遺伝子タイプによって、効く人、効かない人、副作用が出る人がいます。投与前にそれがわかれば、その人に適した薬を早く処方できる。でないと、重篤な患者の場合、間に合わないのです」


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16 | 人・思い
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