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2007年07月25日

インフォメーションクリエーティブの山田 亨 社長に聞く

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山田 亨 社長に聞く

山田 亨 社長 インフォメーションクリエーティブ(4769・ジャスダック)は来年、会社設立30周年を迎える。ソフト開発のIT系企業の中では歴史を誇る。多くのIT系がバブル崩壊で破綻したなかで、同社は幅広い業種との取引きと、「ソフト開発」と「システム運用管理」のバランス取れた事業を展開することで着実な業績を上げてきた。日本インタビュ新聞社の媒体を通して、「同社社長に聞きたいこと」と題したアンケートを実施したところ、事業内容、今後の展望、そして増配期待など多くの質問をいただいた。投資家の質問をもとに同社の山田亨社長へインタビューした。

「顧客密着型」のシステム開発とシステム運用で
着実な発展、今期1株利益67円へ


―投資家の皆さんから、御社への質問が多数寄せられていますので、よろしくお願いします。まず最初に社名について、どのような思いが込められていますか、という質問がありました。この点からお聞かせください。
(山田社長)
『情報を創造していく』という意味です。今ではポピュラーな言葉ですが、斎藤・現会長が1978年に会社を設立された当時は、まだIT(情報技術)のハシリの頃でしたから、当時としては斬新な社名だったと聞いています。IC、LSIという言葉も使われ始めた頃でしたから、IC・LSIという意味合いも含まれています。

―会長は、日立製作所のご出身と聞いていますが。
(山田社長)
日立製作所の子会社で、コンピューターの運用管理を行う事業部隊で日本ビジネスコンサルタントの出身です。後に、日立情報システムズになった会社です。当時、コンピューターのソフトはありましたが、それに比べオペレーターが不足している状況でしたから、この点に注目して技術者の派遣を行うことを目的に当社が設立となりました。

―日立との関係を知りたいという、かなりたくさんの質問が寄せられていますが、この点はいかがでしょうか。
(山田社長)
日立製作所さんとは、資本関係も人的関係もありません。日立グループ企業とは22、23社と、それぞれで取り引きいただいていますので、日立グループということでは多いですね。当社の売上の50%程度になります。

―事業内容にについての質問も多かったのですが、分かりやすくお願いします。
(山田社長)
大きくは2つの事業からなっています。高い成長をもたらす「ソフト開発」と、経営の安定性をもたらす「システム運用管理」です。今9月期の3月中間期の実績で申し上げれば、全体の売上高29億4900万円、営業利益3億1900万円の内、「ソフト開発」で売上13億4900万円、営業利益2億6800万円、「システム運用」で売上10億700万円、営業利益1億8300万円の構成です。

―会社設立が1978年2月といことで来年は30周年ですね。ベンチャーの多いIT企業の中では歴史がおありですが、バブル崩壊の時の影響はございませんでしたか。
(山田社長)
たしかにバブル崩壊の影響で経営破綻したソフト会社はありました。金融機関の第3次オンライン化でソフト開発中心に需要は多かったのですが、バブル崩壊では不動産価格の下落による金融機関の痛手が大きかったため、金融機関中心に事業を展開していたところは影響を多く受けました。当社の場合、金融に特化せず、しかもソフト開発とシステム運用管理の比率をほぼ半々でやってきたことがよかったと思います。

―非常に堅実な経営ということですね。
(山田社長)
そうですね。信頼を重視した堅実さは当社の基本としているところです。とくに、システム運用管理では相手企業さんのシステム室、電算室へオペレーターが常駐して、現場と一緒にやっていくため信用を第一にしています。われわれのビジネスモデルは、この信用をベースとした「顧客密着型」の体制にあり、同時にわれわれの強さにもなっています。信頼関係が厚いと取引きは安定して続きますから、売上げは安定した伸びが見込めます。

―取引先ということでは、日立グループも入れて全体ではどの程度ですか。
(山田社長)
だいたい100社程度です。金融、通信もありますが、製造系が多いのも特徴です。

―今後の方向としてはどのように取組んでいかれますか。
(山田社長)
平成20年度までの中期計画の重点施策である「既存事業分野の選択と集中による付加価値向上」、「プロダクトソリューションを次期主要事業に育成」、「プロジェクトマネージャーの育成」の3つを掲げて取り組んでいます。とくにプロダクトソリューションについては、自社製のパッケージソフトの販売を育成していきますが、『チケットfor Windows』の販売は順調に推移しています。理容美容向けASPサービス『サロンキーパーコーマ』の販売は機能強化対策のため遅れがでていますが、まもなく本格化の見通しです。

―今9月期の連結見通しをお願いします。
(山田社長)
売上高は4・3%増の60億5000万円、営業利益26・6%増の5億900万円、経常利益18・1%増の4億9600万円の見通しです。とくに、経常利益率は8・2%(前期7・2%)に向上します。

―20円配当へ増配を期待される声も強いのですが。
(山田社長)
今の時点では18円配当を継続の予定です。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:37 | IRインタビュー