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2012年12月07日

オプトの鉢嶺登代表取締役社長に好業績の背景を聞く

【オプトの鉢嶺登代表取締役社長に好業績の背景を聞く】

オプトの鉢嶺登代表取締役社長に好業績の背景を聞く 時流に乗るインターネット広告業界で高成長を続けているオプト<2389>(JQS)。躍進の背景には常に時代の最先端のネットメディアと提携し、しかも単にインターネット広告の代理店サービスにとどまらずマーチャンダイズ戦略から、コミュニケーション戦略まで一環してサポートする「eマーケテサービス」の提供にある。同社の鉢嶺登社長に展望を聞いた。

■インターネット広告業界で高成長が光る、売上7年で4倍

――業績を拝見しますと、すばらしい伸びです。たとえば、2005年12月期の売上約180億円は2012年12月期の見通しでは770億円と7年で4倍を超す大幅な伸びです。今回は、この好調な業績の背景と今後の展望について個人投資家の皆さんにご紹介したいと思います。直近10年くらいについて、ネット広告業界の変化と御社の取組をお願いします。

 【鉢嶺社長】 最近10年を「前半」と「後半」に大きく分けて説明しましょう。2001年にeマーケティング効果測定システム『ADPLAN』を携えインターネット広告事業に進出し、これが業績を大きく牽引しています。既に1,500社を越える企業様に導入いただいています。また、2003年にはヤフージャパンよりベストパートナーとして認定を受けるなど、この10年間の「前半」はヤフーと共に成長した期間でした。その結果、2004年にジャスダックへ上場しました。一方、「後半」は2005年に電通とeマーケティング分野全般について業務提携、さらに2007年に資本提携に進みインターネット広告代理で市場シェアを拡大し、業績をいっそう拡大しています。

――この間の広告媒体の動向について少しお願いします。

 【鉢嶺社長】 媒体別広告市場規模の推移では、新聞は1990年をピークに徐々に減少に向い2007年から急減しています。テレビも2007年から減少し2009年から急減しています。これに対しネットが急速に伸びているという状況です。さらに、最近では情報の入手メディアにおいてニュース・天気はテレビ、買い物はネット、グルメ・エンタメは両方というテレビとネットの2強傾向が強まる方向にあります。

――当然、広告代理店の役割も大きく変化しているのですね。

 【鉢嶺社長】 そうです。象徴的なキーワードをご紹介しましょう。「AIDMAの法則」から、「AISASの法則」へ大きく変わっています。つまり、消費者の購買までの心理が、「A」=Attention注目→「I」=Interest興味→「D」=Desirs欲求→「M」=Memory記憶→「A」=Action購買、という、従来型パターンから、新たに2つの「S」が加わった形に変化しています。最初の「S」はSearchという検索、もうひとつの「S」はShare共有というネット特有のものが加わっています。そして、ネットメディア自体についても時代とともに変革しています。2001年当時は、ヤフーを代表企業とする「ポータルバナー広告」が主流で、2003年ころからグーグルが代表の「検索連動広告」が中心となり、2010年ころからはフェイスブックに代表される「ソーシャル広告」が台頭してきています。さらに、現在は「オーディエンスターゲティング広告」が注目されるようになっています。

――聞きなれない言葉ですが、「オーディエンスターゲティング広告」はどのようなものですか。

 【鉢嶺社長】 ネットの利用者がどのページを見ているかという膨大な行動履歴に基づき、趣味嗜好などにマッチした最適な広告配信の手法です。このように現在のネットメディアの変化をひとことで言うなら、「枠を売るやり方」から「人を対象とした売り方」に大きく変わっていることです。この中で当社はヤフー、グーグルなど常に時代の最先端のネットメディアと提携し、しかも単にインターネット広告の代理店サービスにとどまらず、マーチャンダイズ戦略からチャネル戦略、コミュニケーション戦略まで一貫してサポートすることで顧客の利益を最大化する「eマーケティングサービス」を提供しているところに最大の特徴と強みがあります。

■2020年の売上は2000億円へ現在よりさらに2.6倍

――これから先の10年の展望についてお聞かせ下さい。

 【鉢嶺社長】 現在のインターネット広告市場は年間8,000億円程度です。スマートフォンの普及率が来年には50%(現在30%程度)と高まることなどを背景に、2020年のインターネット広告市場は2兆円程度へ拡大が予想されています。当社はこれまでの高い実績や人的資源などの優位性から現在のシェア10%はこれからも十分維持できる自信があります。この結果、2020年には売上2000億円を目標に掲げ、『インターネットマーケティングのNO1企業』を目指しています。この時点での営業利益率は3〜5%が目標です。
また、2020年頃にはグループ従業員は1万人規模になっていると思いますので、期待に添えるよう頑張ります。

■12月末に株式200分割、売買単位100株へ

――資本・業務提携されたカルチャ・コンビニエンス・クラブ(CCC)とのことや、海外事業などについてもお聞きしたいのですが、次の機会にお願いします。今回の締め括りに発表された株式分割と配当についてお願いします。

 【鉢嶺社長】 今年12月28日(金)現在株主の所有株式1株につき200株の割合をもって株式分割します。来年1月1日付けで単元株数を100株とします。市場における売買の円滑化を図ることが目的です。分割前の当期(2012年12月期)は、去る10月31日に公表の売上23.7%増の770億円、営業利益35.5%増の15億円、1株利益5641円の見通しです。配当は創業20周年記念配当2,000円を含めた年3,700円(前期年1,200円)の予定です。

――ありがとうございました。

>>オプトのMedia−IR企業情報


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:50 | IRインタビュー