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2006年10月31日

エスケイジャパンの久保敏志社長に聞く

sks.jpgエスケイジャパン
(7608・東証1部)

久保敏志社長に聞く


キャラクターグッズなど川上から川下まで一貫体制の効果出る

●07年2月期の売上を上方修正、中期計画も好見直しへ

 キャラクー商品及び電子玩具などを、アミューズメント施設、テーマパーク、総合スーパー、ホームセンター、ディスカウントショップなどに販売するエスケイジャパン(7608・東証1部)は、新たに進出した小売事業の寄与で07年2月期の売上を上方修正した。小売事業とは、昨年5月27日に子会社ナカヌキヤが、大阪の家電量販店中川無線(現、シグマ・ゲイン)から8店舗の営業権を譲り受けて、自らキャラクター商品などの販売を手がけたもの。立地の良さで、来店客は若い女性が多く、レジ通過ベースで月平均14万人、来店数そのものでは40万人規模に達しているという。店舗効率化の見直しも進め、10月1日で赤字の枚方店を閉め、現在は7店舗。

 中間期決算発表で同社の久保敏志社長は、「小売事業が加わったことで、キャラクター商品などの企画開発、製造、販売(卸と小売)まで川上から川下までの一貫体制が整った。これによって、店頭での売れ筋情報や店舗内にプライズ機を設置したことで景品のトレンドを即座につかむことができ、仕入れや商品開発に取り入れることができる」と、小売事業を持ったことの効果を強調。

●ナカヌキヤ(小売事業)の粗利益率25%目指す

 小売店舗ナカヌキヤは、譲受前の大型家電品中心から、持ち帰りのできる小型電器製品、服飾、化粧品、キャラクターなどに商品構成を転換。現在、小売全体の33%を占めている大型家電の売上比率を来期は27〜28%まで引き下げる。「単価の大きい大型家電品の構成が下がるので売上は従来に比べると大きくは伸びないが、利益率は家電中心だった時の粗利益率19%は22%に改善されている。さらに、毎期1ポイントづつ改善して3年後には25%とする」と採算重視を打ち出している。

 売れ筋商品がうまく行っている例では、阪神タイガースグッズ専門コーナーがある。地元神戸・伊川谷店、大阪心斎橋店の好調は当然としても広島本通店が予想を上回る好調という。これも、POSシステムなどにより情報をいちはやくキャッチして対応できたことが大きい。小売事業を持たなかった時は、卸販売が主力だったため売れ筋商品の把握が難しく、常に在庫のリスクがつきまとっていた。小売事業を持ったことにより在庫リスクの薄らいだ効果は同社株を見る場合、非常に大きい要素である。新店にも前向きで年内にはダイエー跡地(約200坪)に12月に出店を予定している。

 子会社サンエス(キャラクター雑貨専門店、総合スーパーなどへの卸売り販売)、ケー・ディー・システム(電子玩具の企画開発、製造販売)、そして小売のナカヌキヤを加えた連結業績は07年2月期売上高を2億円増額して152億円(前期は決算期変更で11ヶ月=124億1300万円)、経常利益は出店費用を見込み、期初予想通りの6億円(同4億500万円)の見通し。配当は年12円を継続する。増額修正に伴い中期計画も上方へ見直されることは確実だ。



提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:32 | 明るい未来へ向けて