株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2006年08月31日

星光PMCは中国進出のタイミングは今がドンピシャ!

星光PMC(4963・東証2部)

●中国の紙需要うなぎ昇りで製紙用薬品も大幅伸長

pmc.jpg 製紙用薬品でトップメーカーの星光PMC(4963・東2)の乗越厚生(のりごえ・あつお)社長は、本紙との会見で、「現在、中期経営計画「Active08」(06年4月〜09年3月)を推進中です。国内では、市場が成熟しているため質的変化に対応した新規薬品システム・新製品の販売や環境対応、省資源の差別化商品の開発に努め、とくに、製紙用薬品事業、印刷インキ・記録材料用樹脂事業に次ぐ弟3の柱となる事業を立ち上げます。また、成長市場である中国への進出による量的拡大をはかります」と強調した。

 製紙用薬品といっても一般には馴染みが薄い。仮に、御社の薬品がなかったら紙製品はどうなりますか。「そうですね、皆さんに身近な商品でご説明しますと、この薬品がなかったらティシュペーパーは生まれていませんでした。紙を水に浸すと、一般に紙力が低下しますが、これを補うのが湿潤紙力増強剤です。ティシュペーパーにこの薬品がないと肌にべっとりくっついて残ってしまいます」。

 このほかに、古紙を再生利用する際に強度が下がるため、これを補う目的で使用される乾燥紙力増強剤、PPC用紙、インクジエット用紙など紙に耐水性をもたせる目的で使われるサイズ剤などがある。

●国内も強化、中期計画で経常利益率10%、無借金目指す

 紙の生産にはなくてはならないものだが、紙自体の生産が日本国内では年3100万トン程度と頭打ち状態にある。このため、質的な変化に対応した新しい製品の開発、あるいは環境に対応した製品の開発販売にいっそう力をいれていく。今年10月には樹脂部門の100%子会社である星光ポリマーを吸収して、研究開発の強さを発揮する。弟3の事業の柱として導電性樹脂が計画されている。

 一方、経済発展の続く中国では紙の生産も伸長。現時点での生産量は年5100トンと日本を大きく上回っているが、オリンピック、万博が開催される頃には8000万トン程度へさらに増加が予想されている。当然、製紙用薬品の需要は大いに期待できる。「中国への進出は以前から考えていました。しかし、早すぎても遅すぎてもだめで、進出のタイミングをはかっていましたが、今がチャンスということで、03年9月の上海駐在員事務所開設(今年3月に販売会社設立)に続き、05年4月に製紙用薬品の生産現地法人星光精細化工を江蘇省に設立しました。今年5月から年3万トンで生産を始め、これによって中国での製販一体体制が整いました」と中国進出のタイミングを力強く語る。

 中期計画の最終年度の09年3月期には売上高300億円(06年3月期234億5800万円)、経常利益30億円(同14億4200万円)を見込んでいる。とくに、最終年度に経常利益率が10%(同6.1%)、有利子負債がゼロ(同9億9300万円)となることが大いに注目される。



提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | 決算説明会探訪