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2006年08月28日

リンテック(7966)

技術力とコストダウンと
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 リンテック(7966)は粘・接着製品のトップメーカーだ。加えて、紙、フィルム関連事業も行なっている。
 と、一口に言っても、その事業は多岐に渡る。同社のセグメントでは、印刷・情報材、産業工材、アドバンストマテリアルズ、ヘルスケア、オプティカル材、洋紙、加工材の7事業分野となっている。
 それでいて、ひとつひとつが深く専門的だ。
 例えば、粘接着技術ひとつとっても、用途、素材は多彩だ。テープ、ステッカー、シール、商品ラベル、物流用ラベル、医薬品用、工業用…。ラベルだけでも、台所用の食器洗剤のラベルや、自動車のエンジンルーム内の部品に貼るものは高耐久性を、医薬品などには改ざん防止性を、商品によってはデザイン性を、物流用は配送過程では着実に貼付され、かつ終了後は剥がれやすく、等々。
 さまざまなニーズに応えなければならないので、たいへんな技術力が必要になる。
 それでいて、コストダウンにも努めなければならない。
 とくに最近は原油・石油化学製品などの原料高もあり、同社では、内製化、歩留まり改善、物流・在庫コスト削減など原価低減に力を入れている。
 内製化のほうが高品質、低コストとなるものは内製化した。ロットが小さく運転効率の良くないアイテムは外注したり、アイテム数を整理した。物流コスト削減は、専門のコンサルタントを入れて、倉庫料まで含めて抜本的に見直している。
 中期計画では3年後でコスト30億円削減を計画していたが、初年度だけですでに20億円の削減を達成した。
 一方で、新しい需要も旺盛だ。航空機用の工程紙、美容用フェイスシート、頻尿改善器具などがある。需要拡大に対応した設備投資も積極的に推進している。
 海外では、韓国で新会社をもう1社設立し、マレーシアの子会社で生産設備を増設した。
 大内昭彦社長は「原材料価格の高騰は、中期的には上昇圧力だが、当社では新規事業と原価低減でカバーしていく」と意欲的だ。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:13 | 気になる新技術