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2006年08月03日

ミルボン(4919)

トップシェア維持拡大、美容室市場全体も回復基調へkonoike.gif

 ミルボン(4919)の2006年6月中間連結決算は、前年同期比増収増益で、とくに純利益は2ケタ増となった。中間配当は26円。2006年12月通期業績予想も前年比増収増益を見込んでおり、期末配当は26円を予定している。
 また、美容室市場における業務用化粧品の2005年度の同社シェアは15.1%と前年に比べて拡大するとともに、業界トップを維持していることを明らかにした。
 同社は美容室向けのヘアケア用剤、染毛剤、パーマネント用剤などの開発、製造、販売を行なっている。

 先月ひらかれた決算説明会の席上、鴻池一郎社長は、美容室業界のこれまでの推移を次のように説明した。
 戦後50年の美容室業界の史上で、高い成長をした時が2回あった。
 1回目は、1970年の大阪万博の年だ。新方式のカット技術が世界を席巻し、日本にも輸入された。団塊世代が20歳を超えた頃で、高度成長とも相俟って、市場規模は1970年の2000億円から1979年には4700億円になった。
 次に高成長を遂げたのは、1989〜90年だ。団塊ジュニア世代が美容室市場に参入した。ファッションカラー(染毛)やストレートパーマなど、技術革新と顧客の新しい感性が結びついて、新しい市場が形成された。経済環境は悪い時期だったが、市場規模は、1989年の1兆3000億円から、1990年には2兆4000億円へ、一挙に倍増した。

 そのうえで鴻池社長は「市場は回復傾向にあり、団塊ジュニアのうち、子育てが終わり、ゆとりのある層がおしゃれ市場に戻ってくる来年〜2009年ごろに本格的に回復すると見ている」と説明する。
 ただ、これまでの2回のように高い成長は見込んでいないという。理由は、市場がすでに成熟していること、団塊ジュニアのなかでもローンの有無などで可処分所得に格差があるため、同社製品のターゲットとなる「ゆとりのある層」は、全体の3分の1くらいのボリュームとなるからだ。

 いずれにしろ、市場が回復基調にあることは喜ばしいことではある。



提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:38 | 決算説明会探訪