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2011年06月24日

中国事業展開が加速するSJI:李 堅社長に今後の事業戦略を聞く

■日本と中国でシステム開発を展開

 SJI<2315>(JQS)は、日本と中国でシステム開発等を展開する。とくに、中国の売上比率は約4割に達する。さらに、中国での開発技術者を800人から3000人体制へ強化する。中国寄与で早い時期に過去最高の業績更新を目指す。

中国事業展開が加速するSJI:李 堅社長に今後の事業戦略を聞く

★全体に占める中国の売上比率は約40%

――2011年3月期は減収減益でした。原因はどこにありますか。

 【李社長】 いちばんの理由は連結子会社であった「中国聯迪清潔技術工程グループ」が、アメリカOTCブリティンボードに株式を公開すると同時に新株発行を行ったことで、当社の持株比率が51%から36%へ下がったことによりフル連結ではなくなったことです。仮に、フル連結のままだったら増収増益でした。

――その会社の業績はどのような規模ですか。

 【李社長】 おおよそ売上で約150億円、税引き後利益で約20億円です。石油化学向けの設備輸入、ソフト開発等を手がけています。

――立派な成績ですね。もういちど連結へ戻されるお考えはいかがですか。

 【李社長】 相手の株主があることなので、何とも申し上げられませんが、その成長を当社の成長に取り込みたいものです。

――日本と中国の売上等についてお願いします。

 【李社長】 前期(2011年3月期)は、「日本」は売上4.1%増の118億8800万円、営業利益は2億9200万円で前年の赤字4300万円から黒字となりました。「中国」については売上38.6%減の71億1100万円、営業利益で70.0%減の4億2600万円でした。フル連結子会社分が持分だけになったためです。しかし、「科大恒星電子商務技術」は電力・通信事業を中心としたシステム開発需要が好調です。日本と中国を合わせた2011年3月期の連結ベースの売上は178億1200万円(19.1%減)、営業利益6億9200万円(47.4%減)です。全体に占める中国の売上比率は約40%です。

――2012年3月期の業績はいかがですか。

 【李社長】 東日本大震災の影響は今のところ不透明で安心はできません。国内売上105億円、中国売上65億円の合計170億円(4.6%減)で計画しています。営業利益は9.6%増の7億9000万円、純益7億7000万円(2011年3月期は800万円)を見込んでいます。1株利益1074円、配当は年200円を予定しています。

――利益が伸びるのは、どのような理由ですか。

 【李社長】 前期の努力で、損益分岐点を約5億円引き下げたためです。

★中国での日本向け開発技術者は現在約800人、早期に3000人体制へ

――先行きの中国事業についてお願いします。

 【李社長】 中国での事業は大きく分けて3つあります。(1)日本向けの開発、(2)中国国内向けSI、(3)新規成長戦略です。特に、中国での日本向け開発技術者は現在約800人います。これを早期に3000人体制にするべく計画中です。3000人規模となれば中国で3本の指に入る大手となって、スケールメリットで優位性が発揮できます。

――提携されているデジタル・チャイナと日本企業との提携の話があったようですが。

 【李社長】 国内の大手企業との間で進めていましたが、3月の大震災発生で現在、仕切り直し中です。

★早い時期に2007年3月期の業績を上回ることを直近の目標

――2007年3月期頃をピークに業績は下降傾向でした。前期で底打ちとみてよろしいですか。

 【李社長】 底は打っています。2007年3月期当時は売上350億円程度、営業利益23億円程度だったと思います。成長分野への布石を打ってきましたし、損益分岐点も引き下げました。早い時期に2007年3月期の業績を上回ることを直近の目標としています。

――ありがとうございました。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47 | IRインタビュー