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2011年02月01日

幼児活動研究会の山下孝一社長に「幼児教育の重要さ」を聞く

★幼児期に体育を通して人間力をつける

幼児活動研究会 幼児活動研究会<2152>(JQS)は、子供たちの持つ可能性を、体育を通して引き出し、倫理観・道徳観を自然に身につけさせ、ハツラツとした人間形成を目指す事業を展開する。戦後、経済発展を遂げた日本は、一方で、自己中心的なわがままな人間を作り出した。「日本は、このままではいけない」と多くの国民が思い心配するものの、どうしたらよいか分からないのが現実。そうしたなか、日本の将来を担う子供たちに「心の力」、「学ぶ力」、「体の力」を備えた『人間力』を持った子供たちを育ててくれているのが同社だ。教師を目指していたという同社山下孝一社長は幼児教育の重要さから同社を立ち上げて38年、今、大きく花開こうとしている。


★幼児教育の現場で人間教育の基本である「躾」(しつけ)に注目が集まっているのでは・・・

――どのような、お仕事ですか。

 【山下社長】 全国の幼稚園・保育園と、そこに通う児童を対象とする仕事を基幹事業としています。

――幼稚園・保育園自体もユーザーということでしょうか。

 【山下社長】 そうです。1988年に設立したグループ企業の「日本経営教育研究所」が、全国の園の経営・教育両面からコンサルティングを行っています。全国約5000園の指導を積み重ねた経験をもとに、幼稚園・保育園の問題点をセミナー、視察などによって経営指導を行っています。当社のセグメント(部門別売上)では、「コンサルティング事業」が、これに当ります。第2四半期(4〜9月)での同事業は契約件数が前3月期末の212件から248件へ増加しました。同事業の第2四半期売上は1億8000万円で全体の約8%です。

――児童を対象とされた事業は具体的には、どのようなものですか。

 【山下社長】 1972年の会社設立時から今日まで38年間手がけている創立以来の事業です。保育時間内(正課)に園の保育の一環として体育授業を指導する講師を派遣します。さらに、園の保育時間が終了した後、希望の方に課外活動として専門的に体育指導を行います。コスモ・スポーツクラブ、コスモ・サッカークラブ、新体操クラブなどを運営しています。これらの「幼児体育指導関連事業」は、第2四半期では、正課体育指導の実施会場数が前3月期末の784園から823園に増加、一方、課外体育指導の実施会場数及び会員数は前3月期末の760ヵ所・4万824名から、787ヵ所・4万3359名に順調に増えています。同事業の第2四半期売上は21億4800万円で全体の約92%を占め、主力事業です。

――なぜ、大人でなく「幼児」ですか。

 【山下社長】 『誰もが夢を描ける社会。自らに誇りを持てる社会。相手を思いやれる社会』、これこそが、幼児教育を通してわたしたちが実現させたいものです。日本は戦後、驚異的な経済成長を遂げました。しかし、必ずしも人々の心まで豊かにすることはできませんでした。その原因は教育にあると私どもは考えます。確かに、自由・平等・<個>第一主義・自主性は大切な考え方です。しかし、その結果、自己中心的で、わがままな人間をつくってしまいました。自由・平等・個中心だけに偏っていては、子供たちの持つ可能性を十分に引き出すことはできないことを、多くの人が気付き始めました。だからこそ今、幼児教育の現場で人間教育の基本である「躾」(しつけ)に注目が集まっているのではないでしょうか。われわれは、(1)すべての子供たちの能力を引き出し、その可能性を最大限に伸ばす、(2)人間として生きていくうえで基本となる「倫理観・道徳観」を身につけさせる、この2つをモットーとして取り組んでいます。

★幼児期こそ、もっとも教育で大切な時期=『三つ子の魂百まで』

――そのためには、少しでも早く、幼児のころからがよいということでしょうか。

 【山下社長】 そうです。動物だって生まれたら、すぐに動き始めるようになります。人間だって同じです。子供は、もともと体を動かして動き回りたいのです。いろいろな可能性を秘めているのが、この幼児期です。この幼児期こそ、もっとも教育で大切な時期であると思います。「三つ子の魂百まで」といわれます、まさに、そのとおりです。小さいうちから身につけた礼儀作法や行動様式は、その子の一生の宝物となります。

――体育指導だけにとどまらない、人間形成全体ということですね。

 【山下社長】 そうです。「心の力」、「学ぶ力」、「体の力」を備えた『人間力』のある子供たちの教育です。

――たとえば、幼稚園児で、どのようなことができるようになりますか。

 【山下社長】 跳び箱なら8〜10段を全員が飛べるようになります。マットでの宙返り、逆立ち歩きも全員できます。日本人ですから日本国歌や日本の童謡も立派に歌えます。大勢の父兄の前でメモを持たず自分の感想を堂々と述べることもできるようになります。子供たちは、皆、やればできる可能性を持っているのです。にもかかわらず、子供たちがヤル気を失う最大の理由は「つまらないから」です。なぜ、つまらないかというと「できないから」です。なぜ、できないかというと「教え方が悪い」からです。幼児期の子供たちは、集中力は抜群で、体力は伸び盛り、好奇心は旺盛です。できなかったことが、できるようになった瞬間の達成感、一生懸命がんばったあとの爽快感、友達と力を合わせたときの一体感など、子供たちはいきいきとしています。ここに、子供の教育の原点があると思います。

★『YY塾』==『21世紀の寺子屋』として多くの保育者の方々から支持

――資料を拝見しますと、「YYプロジェクト」が出てきます。どのようなものですか。

 【山下社長】 女子プロゴルファーの横峯さくらさんのおじさんの横峯吉文氏が、長年の保育園経営の中から考えだされた「ヨコミネ式教育法」がベースとなっています。横峯氏の「Y」と私の名前の「Y」を組み合わせて「YYプロジェクト」と名づけています。先ほど、説明しました、「心の力」、「学ぶ力」、「体の力」の育成が、根幹をなすものです。これを契約園の先生がたに体得していただき、総合的な人間力の備わった子供たちを育てていくプロジェクトです。2009年から私塾という形での教育も始めています。その名も「YY塾」です。「21世紀の寺子屋」として多くの保育者の方々から支持をいただいています。

――今3月期の業績をお願いします。

 【山下社長】 昨年、第2四半期決算を発表した時に公表しています。売上前期比8.4%増の46億8000万円、営業利益15.0%増の6億3700万円、純利益2.4倍の3億5600万円、1株利益272.9円、配当は年26円の予定です。

――ありがとうございました。

 ≪取材印象記≫=山下社長は学校の先生を目指されていたそうです。また、子供の教育に体育が重要な役割を果たしているとの思いから会社を創立されたということです。途中、体育指導していた幼稚園・保育園の経営指導という現在のコンサルティング事業にも進出されています。幼児たちの活動をビデオで見て、子供たちの体操、音楽、発表など、いきいきとした姿に感動、日本の将来は明るいと強く感じた。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:31 | IRインタビュー