株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2010年11月30日

寿スピリッツの「熱狂的なファンづくり」に取り組む河越誠剛社長に思いを聞く

■グループ挙げての全国規模の『熱狂的ファンづくり』快調に進む

寿スピリッツの「熱狂的なファンづくり」に取り組む河越誠剛社長に思いを聞く 寿スピリッツ<2222>(JQS)は、今や、小樽洋菓子舗の『ルタオ』は、地元ではもちろん、通販での売上拡大も目覚しく、全国的に知られる人気商品に育っている。北海道から九州までのグループ企業において、「地域限定の有店舗と通販」でのビジネスを展開する同社独特の経営。そこには、常に、「熱狂的なファンづくり」に取り組む、河越誠剛社長の熱い思いがある。

■小樽洋菓子舗の「ルタオ」が牽引的な存在

――貸借対照表を拝見しますと、第2四半期(4〜9月)末での土地勘定が前3月期末に比べて3億円弱、増えていますが。

 【河越社長】 今年5月に、北海道小樽市朝里で2億2700万円で6895坪(約2万2753平方メートル)の土地を購入しました。小樽インターチェンジからひとつ手前の朝里インターの近くにある場所です。小樽は土地の狭いところで、まとまった土地を手当てすることは難しいだけに、たいへんラッキーでした。やや、斜面部分も含まれていますが、坪当たり約3万円台で購入できました。

――どのような利用をお考えですか。

 【河越社長】 小樽洋菓子舗「ルタオ」のブランドは、お陰さまで全国的な人気をいただくまでに育っています。通信販売も着実に伸びています。長期的な展望として、お菓子の枠を超え、様々なアイテムで生活シーンを提案する『地域限定のライフスタイルブランド』を目指し、次なる成長ステージの発信基地として活用したいと思っています。

■当社グループの経営理念:「喜びを創り喜びを提供する」

――「熱狂的ファンづくり」を打ち出されていますね。

 【河越社長】 当社グループの経営理念である「喜びを創り喜びを提供する」という行動指針を言い現した標語です。たとえば、『ケイシイシイ』では、今年6月、ルタオ本店においてルタオ12周年記念でご招待会を開催し2日間で125名のお客様においでいただきました。『寿製菓』では、お菓子の壽城において「銘菓とち餅」の原料となるモチ米の生産者と、毎年、田植え、稲刈り交流会を開いています。また、因幡の白うさぎ一座と題し、ふるさとの神話「因幡の白うさぎ」を伝えるため、県内の養護施設、幼稚園を訪問しています。このほか、『九十九島グループ』、『但馬寿』などにおいても地域のみなさんに喜んでいただき、ファンとなっていただく、いろいろなイベントを開いています。もちろん、定時株主総会後の株主様との懇談会も好評をいただいています。今年は、当社グループのパティシエ3名の実演によるオリジナルデザートが大好評でした。

■2年後には通販売上30億円突破を目指す

――グループ企業は全国的ですね。

 【河越社長】 そうです。製造子会社5社、販売子会社11社でグループを形成しています。北海道から九州まで、全国を網羅する販売プラットホームと製造拠点を活用して、「地域限定ブランド」を創造する連合体です。地域限定の有店舗と通販で全国展開するビジネスモデルです。こうした展開は当社グループだけだと思います。11年5月には、新しい通販システムが完成します。これによって、通販の強化をはかり2年後には通販売上30億円突破を目指しています。

――足元の業績についてお願いします。今年は猛暑の影響が消費全般に強く現れたようです。御社にはいかがでしたか。

 【河越社長】 7,8月の猛暑と9月になっても残暑が続いたことが響きました。北海道も非常に厳しい暑さでした。さらに、昨年の9月は大型連休の効果もあった反動も出ました。通販、百貨店の催事販売も苦戦しました。第2四半期(4〜9月)は前年同期比、0.5%減収、27.6%の営業減益でした。

――今3月期、通期見通しはいかがですか。

 【河越社長】 『ケイシイシイ』では、新商品で12周年記念スイーツ、「ヴェネチア・ランデヴー」を発売し5〜7月の3ヶ月間で10万個を売り上げるなど好調です。5月にはルタオ札幌店の全面改装を行い効果も現れています。『寿製菓』は、山陰地区において「白ウサギフィナンシエ」の販売促進、「お菓子の壽城」の集客増加の効果も現れています。『販売子会社11社』においては、交通機関を中心に主力製品の専用什器展開に努めています。特に関西地区では新商品「神戸バニラフロマージュ」が好調で、主力商品の「神戸クリームチーズケーキ」のモンドセレクション金賞受賞のPR展開効果もあります。『九十九島グループ』においても、主力製品「九十九島せんべい」、「はなかご」も、モンドセレクション最高金賞ダブル受賞の効果も出ています。『但馬寿』では、遊月亭の「黒豆茶」の認知度アップで通販が好調です。こうした効果で、今3月期は売上3.0%増の192億9000万円、営業利益は8.9%減の16億2000万円、1株利益81.9円、配当は年25円の見通しです。

■来年4月頃、小樽にルタオ店舗としては最大規模の新しいコンセプトの店舗をオープン

――朝里での新店舗計画のほかに、来年は店舗で新しい動きはございますか。

 【河越社長】 早ければ来年4月頃、小樽にルタオ店舗としては最大規模420坪の新しいコンセプトの店舗をオープンします。これまでの北海道・小樽のイメージとは違った、新たな価値観をルタオがプロデュースし、さらなるファン層の拡大にむすびつけたいと思っています。また、6月にリニューアルされる新千歳空港への出店も視野に入れ、売場シェア拡大を検討しています。

――ありがとうございました。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 人・思い