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2010年08月24日

サンコーテクノの洞下英人社長に聞く:『理想は高く頭は低く実践は足下から』

■サンコーテクノ・洞下英人(ほらげ・ひでと)社長に聞く:『理想は高く頭は低く実践は足下から』

 サンコーテクノ<3435>(JQ)は、コンクリートに、いろいろな機器を取り付ける「あと施工アンカー」(ネジ、ボルト、クギの一種)の大手。最近では太陽光パネルの架台設置用に需要が急拡大している。今年6月、創業者であり父親である洞下実氏(現、会長)の後を継いで社長に就任した。「理想は高く頭は低く実践は足下から」の、『心の経営』を基本に掲げて活気あふれる職場つくりを目指している。2014年に売上200億円を掲げる、新社長に抱負を聞いた。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3435.Q&d=6m

――創業者の父上(現、会長)の後を継いで、6月に社長に就任されました。小さい頃の、お父さんの思い出を少し、お聞かせ下さい。

■<心の経営>掲げ着実な成長目指す

 【洞下社長】 そうですね、小さい頃の父への思い出といえば、いつ家に帰ってきたのか分からないくらい働き者だったという印象が強いですね。私は、経営者になりたいとは思ってはいませんでした。大学を卒業後、4年間は、住宅の販売会社に勤めていました。成績も上がり、自信もつき始めて、自分の力で何か仕事を立ち上げてみたい気持ちでした。しかし、やはり小さい頃の働く父の後ろ姿が焼きついていたのでしょう。徐々に父の仕事のおもしろさ、会社のおもしろさが分かるようになり、平成9年にサンコーテクノに入社しました。

――バイタリティあふれる印象です。やはり、会長さんと同じように率先型のようにお見受けします。朝は早いのですか。

 【洞下社長】 7時半頃には出社しています。社員みんなの顔を見たいですし、おはようと声を掛け合う、「心の経営」を大切にしているからです。「理想は高く頭は低く実践は足下から」が、心の経営の基本です。日々の実践を通じて活気あふれる職場づくりを目指しています。

■『創造・挑戦・共生』をテーマに啓蒙活動を展開

――新社長としての抱負は、当然、人を重視ということですね。

 【洞下社長】 そうです。「企業は人なり」、人財育成こそ、経営トップの最も重要な使命のひとつと捉えています。当社の発展のためには人財力の向上は欠かせません。サンコーテクノ人財像を掲げ、『創造・挑戦・共生』をテーマに啓蒙活動を展開しています。

――中期ビジョンを打ち出されました。

 【洞下社長】 2010〜2014年までの新・中期経営ビジョンで、「安全・安心・環境をキーワードに事業領域を拡大し200億円企業となる」を掲げ、この目標達成のために次の4つの視点を実践します。(1)財務の視点=成長性と収益性の追求、(2)顧客の視点=ファスニング用途拡大と新市場の創出、(3)業務プロセスの視点=販売基盤の強化(営業力・商品力)、原価統制の構築、グループのコラボレーション強化、採算性を重視した組織体制の強化、(4)人財と変革の視点=活き活きと働ける風土づくり、次世代を担う人財確保と育成強化、倫理経営の推進・強化、です。

■あと施工アンカーのリーディングカンパニー

――御社はコンクリートにいろいろな機器を取り付ける「あと施工アンカー」のパイオニアということです。特殊なネジということでしょうか。

 【洞下社長】 広く捉えればネジ、ボルト、クギの一種です。しかし木材にクギを打つのと違い、硬いコンクリートに打ち込んで部材を固定させなくてはいけません。そこで、作業手順も、まずコンクリートにドリルで「穿孔」、そこへアンカーを「挿入」し、ハンマーで「打ち込む」ことで施工は完了します。また、きちんと施工が完了したか、引張試験などで「確認」することも重要です。この点が普通のネジ、ボルトなどと大きく異なるところです。一般には目にふれることの少ない馴染みの薄い製品ですが、当社は創業以来47年間、あと施工アンカーのリーディングカンパニーとして、社会のお役に立ってきたと自負しています。

――建物などが完成した後に出番が多いということのようですね。

 【洞下社長】 そうです。そのため、「・・あと施工アンカー」と呼ばれます。身近なところでは自動販売機やエアコンの室外機器、手すり、配管・ダクトを留めるのに使われます。

■2011年4月1日より「業務用アルコール測定器」の発売を開始

――最近では、どのような需要がありますか。

 【洞下社長】 太陽光パネルの架台設置の基礎として今年5月から発売を開始した「あと基礎アンカー」が好調です。仮に、太陽光パネルを設置するために、改めてコンクリート基礎を作るとなると重量がコンクリート基礎1個(40×40×40cmの場合)だけで160キログラム程度、これにパネルを加えると大変な重さになります。「あと基礎アンカー」では1個の重さが約2キログラムで、建物への重量負担も軽くてすみます。また、工期・工程も短縮されることから非常に評判がよく、需要が伸びています。こうした環境に適した用途を拡げて行くことが中期ビジョンでの「ファスニングの用途拡大と新市場創出」という取り組みです。このほか、2011年4月1日より事業用自動車において、点呼時のアルコール測定が義務化されるのに向け、「業務用アルコール測定器」の発売を開始しました。9月の国際物流総合展(東京ビッグサイト)に出展する準備を進めています。

■配当性向30%を目標・安定した配当を継続

――今期の業績見通しと中期計画での利益見通しをお願いします。

 【洞下社長】 2011年3月期は売上8.8%増の143億円、営業利益73.1%増の3億300万円、1株利益49.2円、配当は年30円の予定です。中期ビジョンとしては2014年3月期に売上200億円が目標です。一方、3ヵ年計画では2013年3月期に売上165億円、営業利益6億円の目標です。株主様への配当につきましては、配当性向30%を目標に、安定した配当を継続することを目標としています。

――ありがとうございました。

>>サンコーテクノのMedia−IR企業情報




提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:01 | IRインタビュー
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