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2010年06月06日

伊藤園の本庄大介社長=好調の主要子会社2社の近況と事業展開を語る

■主要子会社の『ノースアメリカ』と『タリーズコーヒー』が好調

伊藤園の本庄大介社長=好調の主要子会社2社の近況と事業展開を語る 伊藤園<2593>(東1)の本庄大介社長は、このほど、都内でアナリスト、経済紙誌記者など約300名に10年4月期の決算説明会を行った。天候不順に見舞われたものの2ケタ増益と好調。とくに、説明の中で子会社の好調が印象的。今回は主要子会社2社を中心に本庄大介社長の発言をまとめた。

■アメリカでの茶系飲料への関心高まる

――子会社が好調とお見受けします。主要な子会社としてはいくつございますか。

 【本庄社長】 主要な子会社としては2社あります。北米で茶系中心に事業を展開しています『ノースアメリカ』と、国内でコーヒーを展開している『タリーズコーヒー』です。とくに、今年9年目にして、ノースアメリカが黒字となりました。

――子会社の10年4月期での業績と、同じく、それぞれの今期予想数字をお願いします。

 【本庄社長】 実績では、『ノースアメリカ』は売上54億3900万円(09年4月期49億7700万円)、営業利益1億6000万円(同3億9900万円の赤字)です。申し上げましたように9年目での黒字です。この間、アメリカではテロ事件もありました。なにより、「お茶」という日本独特のものが受け入れられるには時間がかかりました。11年4月期のノースアメリカは売上57億4900万円、営業利益2億4000万円を見込んでいます。『タリーズコーヒー』の10年4月期は売上139億4500万円(09年4月期138億8100万円)、営業利益6億8600万円(同6億2500万円)と好調でした。11年4月期のタリーズコーヒーは売上売上144億円、営業利益7億2000万円を見込んでいます。

――アメリカでの今後の取り組みはどのようにお考えですか。

 【本庄社長】 急速に健康志向が強くなっています。このため、アメリカにおける飲料市場は、たとえば08年と09年比較では、「茶系」が4.3%増えているのに対し、「炭酸系」は1.5%減少です。最近、ワシントン州では炭酸飲料税の導入が可決されています。今後、茶系飲料への関心はますます高まるものとみています。これまでの東海岸中心から、西海岸でも販を強化していきます。ドリンクだけでなくリーフ(茶葉)にも力をいれ、「ティカンパニー」としてブランド力を高めます。伸びるチャンスだと思っています。

■新投入のタリーズボトル缶コーヒーが好調

――タリーズコーヒーの店舗推移と今後の出店について、お願いします。

 【本庄社長】 直営とFCを合わせて、03年3月末では110店舗、05年3月末で245店舗、今年(10年)3月末で375店舗です。最近は、大学内、病院内などの好立地形態への出店が増えていることが一番の特徴です。今後も好立地出店に取り組みます。また、新たに投入したタリーズのボトル缶コーヒーが非常に好調です。大手のコンビニでも販売していただけるようになっています。

――タリーズコーヒーの、これだけのすばらしい業績なら株式上場期待も強いと思います。お考えはございますか。

 【本庄社長】 今は考えていません。まず、もっと、足腰を強くすることが先決だと思っています。

――11年4月期の連結業績見通しと、中期計画についてお願いします。

 【本庄社長】 11年4月期は売上2.1%増の3400億円、営業利益6.0%増の132億円、当期利益3.4%増の62億円の見通しです。1株利益は47.3円、配当は年38円を予定しています。昨年は天候不順に見舞われましたが、前期はお約束した業績は達成しました。今期も不確定要素はありますが発表した数字は達成するつもりです。中長期計画は2012年に売上5000億円、ROA10%、連結配当性向40%と申し上げてきました。数字自体は変更しませんが、経済情勢が激変しているため慎重にみて、計画達成時期を見直しております。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:43 | 決算説明会探訪