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2010年04月16日

『お客様第一』を大方針にしている東祥の沓名俊裕社長に近況を聞く

■大人の健康づくりに貢献する東祥の沓名社長に聞く

 「今日はお客さんに喜んでもらえたか」、という母の言葉を胸に、大人の健康づくりに貢献する東祥<8920>(JQ)の沓名俊裕(くつな・としひろ)社長。『スポーツクラブ事業』を全国に37店舗展開する。創業以来、一度も経常赤字は出したことがない。1店舗の経常利益率35%を基準として2018年には100店舗、東証1部への上場を目指している。本社は、新幹線の社内アナウンスで知られる、「ただいま三河安城駅を時刻通り通過しました。名古屋まであと10分です」という愛知県安城市。上京された機会に近況を聞いた。

『お客様第一』を大方針にしている東祥の沓名俊裕社長に近況を聞く

■抜群の高収益、東証1部上場も目指す

――10年3月期決算は5月半ばの発表を予定されています。発表前ですから第3四半期時点で公表された数字を基にお聞きします。売上の78%が「スポーツクラブ事業」です。今回は主力事業についてお願いします。

 【沓名社長】 会社設立は1979年で土木建設業によってスタート、1996年にスポーツクラブ事業を開始しました。『ホリデイスポーツ』を今年3月末現在で全国に37店舗運営しています。第3四半期(4〜12月)では、全体の売上79億2200万円のうち61億8300万円がスポーツクラブ事業です。前年同期に比べ1.2%の増収です。

――スポーツ選手を育成するようなスポーツクラブですか。

 【沓名社長】 いいえ、違います。オリンピック選手を育てるような競技指向ではなく、「健康づくり」を最大の目的としたスポーツクラブです。会員制です。小さい子供さんはいらっしゃいません。16歳以上の方が対象で80歳程度の方もいらっしゃいます。もちろん、プールも備えていますし、ジム、エアロビクスのできるスタジオ、露天風呂、サウナなどのリラックスできる施設を備えています。

――スーパー銭湯に似ているようですが。
どこが違うのでしょうか。

 【沓名社長】  立地ということでは似ています。しかし、スーパー銭湯は運営をアルバイトにまかせるケースがほとんどです。スポーツクラブは運営のノウハウという点で大きい違いがあります。このノウハウ面に一見しただけではわからない当社の強さがあります。

――立地ということでは、ターゲット地域はいかがでしょうか。あるいはドミナント出店というお考えでしょうか。

 【沓名社長】 ドミナント方式は採っていません。ドミナントでは、地域ありき、ですから、悪い場所にも出店しなくてはいけません。当社は、あくまで、「土地ありき」の方針です。人口10万人から15万人都市がターゲットです。全国には、人口10万人都市が270、15万人都市で170あります。まだ、大いに伸ばす余地があります。

■主力の『スポーツクラブ事業』を2018年に100店舗展開へ

――スポーツクラブのビジネスモデルとしては、どのように理解すればよいでしょうか。

 【沓名社長】 1店舗の出店の基本は投資金額4億円、会員数2500名、平均単価月額7000円、月間売上1750万円、年間売上2億1000万円、同事業の経常利益率35%を基本としています。この基準にマッチする場所に出店するというビジネスモデルです。

――中期的な目標はいかがですか。

 【沓名社長】 年間の出店目標を5〜8店舗に置いています。2015年3月末で74店舗。2018年3月で100店舗が目標です。会員数は2003年3月に1万4506人と1万人台に乗せ、09年3月では10万880人と10万人台に乗せています。今後、会員数全体では2015年には約20万人の見通しです。

――2015年時点での全体の業績はいかがでしょうか。

 【沓名社長】 当社は主力のスポーツクラブ事業のほかに、『ABホテル』のホテル事業、『A・City』賃貸マンションの賃貸事業を手がけています。これら3事業合計で2015年3月期に売上200億円(10年3月期予想105億円)、経常利益50億円(同20.9億円)、経常利益率25%(同19.7%)の目標です。

――経常利益率がすばらしいですね。

 【沓名社長】 売上より利益を重視した経営です。薄利多売経営は採りません。創業以来、経常利益の赤字は一度もありません。ご説明しましたように、スポーツ事業で35%の経常利益率を基準としている通り、利益を重視した経営です。また、過去、注文住宅事業を廃止したように、採算の悪い事業からは撤退しています。常に、社会の変化を見極めて、「需要と供給」の基本を大切に、特に、儲かっている時に次の種まきを心がけています。

■母の口ぐせ「今日はお客さんに喜んでもらえたか」を胸に・・・

――ビジネスでほかに大切になさっていることは。

 【沓名社長】 そうですね、商売が好きだった母の言葉でしょうか。「今日はお客さんに喜んでもらえたか」と、口癖のように言っていた母の言葉が耳に残っています。母の言葉を大切に、「お客様第一」が当社の大方針です。

――スポーツクラブを通して、お客様のお役に立つことが願いということでしょうか。

 【沓名社長】 そうです。『健康づくりの東祥』です。最近では、アフタースポーツ・ドリンクとしてカゴメの濃縮野菜ジュースを1月からスポーツクラブで発売しました。スポーツの後には活性酸素が増えることが分かっています。カゴメの「リコピン」が活性酸素を抑える効果があります。やはり、「健康は永遠のテーマ」だと思います。今後も食の分野も含めて健康のお手伝いを手がけて参ります。全国展開のためには信用力をいっそう高めることが必要です。そのためには早い時期に東証1部に上場したいと思っています。

――ありがとうございました。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:38 | IRインタビュー