株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2009年09月03日

ノアの渡邊豊社長に事業戦略を聞く:新規事業立ち上げで海外企業訪問に奔走

■外資系企業でグローバルな感覚を身につける渡邊社長に聞く

ノアの渡邊豊社長に事業戦略を聞く:新規事業立ち上げで海外企業訪問に奔走 ノア<3383>(名セ)は、渡邊豊氏が代表取締役社長に就任した。同氏は就任早々、新規事業立ち上げに台湾・米国など海外の企業訪問に奔走、事業計画もまとまったようだ。本紙は渡邊豊社長に今後のノアの事業戦略を聞いた。

■実績を多様な分野に応用、ノアの未来を切り拓く

――7月1日に社長に就任されました。今後の取り組みについてお願いします。

 【渡邊社長】具体的なことはこれからです。8月下旬に6月期決算の発表と説明会を行います。ここで、事業計画等について、お話する予定です。

――それでは、少し、社長様のご経歴等をお願いします。外資系企業での勤務経験が長かったとお聞きしています。ご出身はどちらですか。

 【渡邊社長】横浜生まれの横浜育ちです。若い頃から世界を歩きたい気持ちを持っていました。高校までは横浜でしたが、大学は青山学院大学に進み、卒業後は外資系企業で働きました。アメリカで8年、ヨーロッパにも8年いました。上席副社長の頃は1年に地球を5,6周するくらい仕事に明け暮れる毎日で、家族サービスはおろそかになりました。しかし、グローバルな感覚という点では十分身につけることができたと思います。余談ですが、最近は日本の「奥ゆかしさ」といった、日本の良さというものを見直しています。日本企業で働くのは実質的には初めてといえます。08年11月に入社しまだ日が浅いのですが、今後の当社の進むべき戦略を現在、組み立てているところです。

――社名については、どのような印象ですか。

 【渡邊社長】『ノアの方舟』かた採った社名で、クルー(社員)が一緒の船に乗って力を合わせて創造・開拓して行く、いい名前だと思っています。ただ、立派すぎる名前ですから、社名に負けないように会社の内容を向上させなくてはいけないと思っています。

■技術力を武器にノアらしい「販売プラットフォーム」を確立

――具体的なことはこれからということですが、これまでの御社の事業とは違ったものになりますか。

 【渡邊社長】私は入社以来新事業について取り組んできましたが、その過程で、当社が取り組むべきドメインが見えてきたように思います。当社は、ノアのテクニカル(技術提供サービス)を土台に半導体製造装置の新製品・リファブ製品販売を中心に事業展開を行い、商社としてのポジショニングを確立してきました。この実績をいろんな分野に応用していくところにこそ明るい未来があると思えたのです。テクニカル事業である半導体の検査・計測・分析の分野での当社の技術と強みを生かしていくことが大事だと思います。

 付加価値の高いテクノロジー開発には今後も投資していきますが、今回の景気後退過程において、技術力を武器とした当社らしい販売プラットフォームのおかげで「販売はノアにませたほうが良い」という状況が生まれています。LED6in検査装置、ハイブリッドカーへの車載半導体の検査に使用されるウェハー外観検査装置はこの悪環境の下でも受注が増加しています。「敵失のおかげ」とでも言いましょうか。ここに当社2番目の戦略的事業分野があるのだと考えているのです。

――新しい分野として太陽光電池の分野に取り組まれていると聞いていますが。

 【渡邊社長】そうです。第3の事業が環境事業としての太陽光発電の立ち上げです。例えば、LEDは2020年頃までは世界で年率30%の成長が見込まれている有望な分野です。世界の発電量の2割は照明用で、さらにその1割が街灯などです。オバマ政権の政策では街路灯などのLED化が見込まれます。日本でも今後、学校の照明など、先ず公的分野からLED化が進む見通しです。デバイスメーカーには検査装置を、LEDメーカーへはモジュールを、またLEDそのものを総代理店として国内に販売する他、独自販売を取り扱います。

■「ノアPV関連商品事業モデル」:選りすぐった商品・業者をポジショニング

――具体的事業展開を教えてください。

 【渡邊社長】これまで半導体業界で培ってきた製造プロセスや検査・分析などの技術力と営業・保守サポート力を活かし、良いものであって、業者の予算にあう製品を選りすぐった商品及び業者ポジショニングによる「ノアPV関連商品事業モデル」をお話しましょう。
セル工程では、AP Systems社(製造装置制御ソフトウェア)、TENPRESS(社全自動模型拡散炉・反射防止膜生成用PECVD)、AFJE社(静電気除去器)、モジュール工程では、YKTcorpration(セル配線装置)、ナノジョイン社(PBフリー・ハンダ)、栄信工業(超音波ハンダ付装置)をはじめ、それぞれの工程での検査装置等では、ナプソン社、HMT社、IMGO社、ゼロ・グリア社、Solar Block社、Nanomars社の10社の製品が現在決定しました。
今後、このモデルの改良は進むでしょうが基本は完成です。完全な立ち上がりまでの1〜1.5年は厳しいでしょうが、取引銀行への説明も終わりましたので本格的にスタートします。
太陽電池事業としては6月に幕張メッセにて開催されたPVJapanにノアとして初めて出展いたしました。また、LED事業としては、9月16日〜17日にパシフィコ横浜にて開催されるLED Japanにも初めて出展いたします。

――楽しみです。続きの詳しいことは、8月下旬にお聞かせください。締めくくりに、個人投資家の皆さんにメッセージをお願いします。

 【渡邊社長】今後もポジション戦略をしっかりとやっていきます。楽しみにしてください。ぜひ、温かい目でご支援をお願いいたします。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:41 | 新規事業の芽