株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2009年04月17日

ハブ:不況下で最高益更新中の金鹿社長が事業戦略を語る

【ハブ:代表取締役社長 金鹿研一氏語る】

■お客様目線で「あたり前」な事をやり続けていく

ハブ:不況下で最高益更新中の金鹿社長が事業戦略を語る  15日に英国風PUBを多店舗展開しているハブ<3030>(大へ)の前09年2月期の決算説明会が、証券会館で開催された。

 同社の業績は既に10日に発表されているように、売上高49億8900万円(前々期比15.9%増)、営業利益2億2900万円(同19.7%増)、経常利益2億4100万円(同17.4%増)、純利益1億2500万円(同23.9%増)と過去最高の増収増益を達成している。
 同社代表取締役社長 金鹿研一氏は、「外圧のせいで業績が悪いとは絶対言いたくない。お客様目線で見て「あたり前」な事をやり続けていく。それを経営の軸足にしている」と語り始めた。「最も重要視しているのは来客数で、来客数を伸ばし続ける事が肝要だと思っている。昨年と比較して、今年の2月はうるう年の関係で、1日少なかったが、それでも客数を更新したのはうれしかった。売上高も4.2%増、客数も7.5%増と売上高は26カ月連続、客数は35カ月連続で増加しています。
 前期はスローガンとして「新鮮組宣言」を掲げています。全てにおいて新鮮さを失ってはいけないと思っていますが、特にクリンリネス(清潔さ)の部分では基準を明確にし、私の頭より光らせてくれと言っています。また、外食産業の基本はクオリティ、サービス、クリンリネスです。このことを実践してきました。
 昨年はビール各社が一斉に値上げしました。しかし、当社はビールの値段を据え置きました。メーカーが値上げしたから、当社も値上げするというのは安易過ぎる。その前にやることがまだまだ沢山あるだろうと、値上げをする前に全てを検証したところ、いろいろな無駄が見つかり、その無駄を省くことで、ビールの値段は据え置きました。

■「ハブがすき」という気持ちが一番大切

 事業を行う際は、お客様の目線で考えることが大切です。また、プライスについては、創立以来「週刊誌1冊」のプライスにフォーカスしており、週刊誌価格で買える低価格メニューを充実させています。更に、キャッシュ・オン・デリバリーが当社の特徴です。キャッシュ・オン・デリバリーシステムで、お客様にとって「不」となるのはレジで待たされるということです。ハード面、ソフト面の改善による更なる強みの強化が必要と考えています。09年2月期に実施したのは、ハード面では、レジの増設です。3人以上の列ができる状態の店舗であれば、レジをもう一つ増やします。ソフト面では、複雑なレシピのカクテルの作り方を見直したことです。また、料理でも同じメニューで違う盛り付けのものが出たら、お客様におかしいと思われます。そこで、以前から外部に顧客満足度の調査を依頼しており、09年2月期の結果は、前回調査より2.3ポイント改善できました。しかし、まだまだ改善の余地があります。現在の段階で私が点数を付けると70点台の後半というところです。
 店舗運営を行うには良い人材の確保も必要です。その絶対条件は、「好きですハブ」です。「ハブがすき」という気持ちが一番大切だと思っております。今期の新規採用は23名、クルー社員4名の計27名を採用しています。例年10〜15名なのですが、今年は少し多く採用しました。早く一騎当千の社員になってもらいたいと思っております。また、そのように育てるには、モチベーションを高めなければなりません。モチベーションを高めるには褒めてやることがまず一番だと思います。成果を出した社員には必ず表彰しています。モチベーションを引き上げるように褒めることが大切です。

■11期連続増収、4期連続増益、3期連続増配を目指す

 フード業界では100店舗、売上高100億で一人前と言われます。今期売上60億円弱、期末店舗数60店です。ようやく3分の2まで来ました。早く100店舗、売上高100億を達成したいです。そのための重点施策として、今期のスローガンは「凡事徹底」です。消費者、お客様の目線で考えて、当たり前のことを徹底的にやります。1980年に業務改善を始めたイトーヨーカドーは30年近く経った今でも業務改善を実施しています。とにかく粘り強く徹底的に継続的に行うことが必要です。また、出店に関しては、緻密な出店基準を持っていますが、自分の身の丈を知ったうえで判断することが重要です。従業員は、お客様のつぶやき、ささやきに敏感になり、経営に反映できるように心掛ける必要があります。今期も着実な経営執行により、11期連続増収、4期連続増益、3期連続増配を目指します。」
 10年2月期業績予想は、売上高56億8800万円(前期比14.0%増)、営業利益2億6200万円(同14.4%増)、経常利益2億6000万円(同7.9%増)、純利益1億3000万円(同4.0%増)と最高益更新を見込んでいる。

 大不況の中でも最高益更新を継続中の企業の勢いが金鹿社長の言葉に感じられる説明会であった。

>>ハブのIR企業情報


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33 | 決算説明会探訪