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2008年07月25日

アドアーズの中川健男社長に「経営への思いと展望」を聞く

アドアーズの中川健男社長に「経営への思いと展望」を聞く

「好きな言葉はパッション(情熱)です。国内地盤を固め、次は海外展開したいと情熱をもって取り組んでいます」

アドアーズ(4712・JQ) 中川健男社長に聞く アドアーズ(4712・JQ)は、アミューズメント運営を主力事業とする。とくに、メダルゲームを日本で最初に手がけた会社という強さを発揮し首都圏の駅前繁華街中心に、積極的な店舗展開を進める。銀行出身の中川健男社長は「単純な売上規模でのNo.1ではなく運営力、サービス力、収益力などサービス業として求められる内容での業界ナンバー・ワン企業になることが目標です」と語る。好きな言葉は"パッション"(情熱)。中川社長の経営に対する熱い思いを聞いた。

中川健男社長は銀行のシステム企画畑出身
「銀行時代から現場ニーズを汲み上げることは身に染みついています」


――社長さんと、このお仕事との出会いについてお聞かせください。

中川社長
 わたしは、もとは銀行に勤務していました。

――そうですか。失礼ですが、畑が違う感じですが。

中川社長
 2年前に経営強化ということで、経営企画室長として入り、現在は経営の責任者として業績向上に取り組んでいます。

――少し、ご出身地、そして銀行時代のお仕事などを教えてください。

中川社長
 生まれたのは兵庫県の淡路島です。すぐに大阪に移り、大阪府立池田高校から神戸大学経営学部に進み、就職した銀行では、ニューテクノロジーを利用した国際・外為系の決済システムの開発などシステム企画の仕事が中心でした。銀行も大きい括りではサービス業です。常に、ユーザーの立場に立った発想が大切ということで、私自身、現場のニーズを汲み上げることが身に染み付いていますので、今の仕事でも同じ気持ちで取り組んでいます。

日本で最初にメダルゲームを手がけた強さ発揮し
「運営力・サービス力・収益力」備えた業界No.1目指す


――アミューズメント運営事業が主力ですが、先行きについて、どのような目標をお持ちですか。

アドアーズのホームページ中川社長
 そうですね、「アミューズメント施設専業オペレーターNo.1になる」というのが目標です。単純な売上規模でのNo.1ではなく運営力、サービス力、収益力などサービス業として求められる内容での業界ナンバー・ワン企業になることが目標です。とくに、積極的な店舗展開というハード面と、お客様への接客や提案力などソフト面の両方に力を入れて行きます。最近はマシン(遊戯機械)の種類が非常に多く、「安心して遊べる雰囲気」を作ることが大切です。1店舗だけの教育ではなく、アルバイトスタッフの一人に至るまで、全社的なサービス力アップの研修にいっそう力を入れて行きます。

――中期的な数値目標をお願いします。

中川社長
 将来的には中期計画を発表したいと考えております。今、申し上げられるのは、2〜3年で売上300億円(08年3月期227億1900万円)、店舗数として100店舗(現在75店舗)が目標ということです。

――規模より、内容という方針ですが、利益率などについてはいかがでしょうか。

中川社長
 いつまでに、ということではありませんが、掲げている経営指標として、「経常利益率10%」(前期8.4%)、「ROE10%」(同6.7%)を目指しています。

――店舗の立地などについてお願いします。

中川社長
 75店舗ありますが、9割が首都圏での、駅前の繁華街の立地です。最近は、ガソリン価格の高騰や個人消費の冷え込みなどで、郊外のロードサイドやショッピングセンター内の店舗などが厳しい状況です。また、夕方6時以降の若年層の入場規制が厳格化されるなど、法規制面からも厳しい状況であり、中小オペレーターだけでなく、大手も苦戦・撤退するところも増えています。当社は都心駅前中心の好立地と、メダルゲームを日本で最初に手がけた会社という強みがあります。売上のほぼ半分がメダルゲームで年齢層も20〜30歳代が中心です。

店舗の9割が都心駅前繁華街の好立地
『都心回帰』のフォローの風邪に乗って今期店舗数85店(前期75店)、早い時期に100店目標と積極出店


――「出店」の状況はいかがですか。

中川社長
 前期(2008年3月期)は7店舗出しました。今期は既に6店舗出していますし、ガイアグループのゲーム部門の8カ店を事業譲受しましたので、今期中には85店舗の予定です。

――新規出店では、1店舗当りどの程度、費用が必要ですか。

中川社長
 規模によって大きく異なりますが、中規模店舗で大体、初期費用は4億円程度と考えてもらえば結構です。その内、3億円程度が遊戯機械関係にあたりますが、定率3年償却を採用していることから初年度の負担は、このケースでは年間1億6000万円程度です。この新店開設時の初期投資の償却負担があり、2009年3月期は売上高10.0%増の250億円と2ケタの伸びですが、営業利益は7.0%減の18億円の見通しです。

――投資家、特に、個人投資家の方にお伝えしたいことは、いかがですか。

中川社長
 申し上げましたように出店時の初期費用・初年度償却負担が大きいため、当初は利益圧迫となります。しかし、売上の読める好立地に絞った出店展開ですし、償却負担が終わる3年目以降の先行きの利益は間違いなく向上します。特に、当社独自の会員制度も取り入れており、リピート顧客の囲い込みが中期的に貢献します。また、当社会員の特徴のひとつとして、店内での滞在時間が長いため、客単価向上も期待できます。その会員数は今期は35万人(前期25万人)の見通しです。また、最近は女性客の増加も目立って増えています。これも、接客サービスの向上効果だと思っています。当社の株主の皆さんは長期保有されている方が多いのが特徴ですが、引き続き長い目でご支援をいただきたいと思います。

社内の評判は超タフな『鉄人』
朝夕30〜40分の愛犬との散歩が楽しみ


――学生時代はスポーツなどはいかがでしたか。

中川社長
 少年野球などスポーツはひと通りやりましたが、大学時代は硬式テニスでした。

――出店が続いていますので、相当、お忙しいのではありませんか。

中川社長
 IRでの機関投資家訪問、各店舗の店長さんとの飲み会もありますし(笑)、土日は開店セレモニーもあったりしますので、忙しいですね。会社は9時半からですが、8時には来てメールを読んだりしています。銀行時代もそうでしたから苦にはなりません。

――社内では「鉄人」、との声もあるようですが。家庭では、いかがですか。

中川社長
 朝夕、30〜40分、犬の散歩が日課です。暇があれば上さんと洋画を観に行きます。

――お好きな言葉をぜひ。

中川社長
 京セラの稲盛さんのおっしゃっている「パッション」(情熱)が好きな言葉です。今後はまず国内の地盤を固めて、次は海外にも展開したいという情熱をもって取り組んでいます。

――ありがとうございました。


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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:47 | 人・思い